家を売りたくないけど現金が必要なときどうする?持て余した不動産で資金調達する5つの方法

「まとまった現金が必要になったけれど、住み慣れた家を手放したくない」

「子どもの校区を変えたくないし、近所の人に売却を知られたくない」

「家族の思い出が詰まったマイホームは、何としても残したい」

まとまったお金や生活資金が必要になった際、「家を売る」のが手っ取り早い解決策に見えますが、住環境を変えたくない・所有権を手放したくないという強い思いから、売却に踏み切れない方は非常に多くいらっしゃいます。

結論からお伝えすると、「家を売りたくない(手放したくない)」という希望を叶えたまま、まとまった現金調達や定期的な収入作りを行う方法はいくつも存在します。

本記事では、家を売りたくない方が検討すべき具体的かつ現実的な資金調達アプローチ(リースバック・不動産担保ローン・リバースモーゲージ・空間活用など)を徹底解説し、あなたに最適な解決策を見つけるお手伝いをします。

目次

2. 【方法①】住み続けながら売却代金を得る「リースバック」

「所有権にはこだわらないが、引越しは絶対にしたくない」という方に最適なのがリースバックです。

仕組み

不動産会社や専門会社に自宅を売却して一括で現金を受け取り、同時に買主と賃貸借契約を結んで「家賃」を払いながらそのまま同じ家に住み続ける手法です。

  • メリット:
    • 住み慣れた家から引越す必要がなく、近所に売却したこともバレない。
    • 一括で大きな現金を確保できる。
    • 将来的に資金が準備できれば「買い戻し(再購入)」ができる契約もある。
  • デメリット:
    • 所有権が買主(不動産会社等)に移る。
    • 毎月の家賃が発生する(売却価格に応じて設定される)。
    • 売却価格は市場相場の7割〜8割程度になることが多い。

3. 【方法②】家を担保にお金を借りる「不動産担保ローン」

「所有権も手放したくないし、売却もしたくない」という場合の王道が不動産担保ローンです。

仕組み

持ち家を「担保」として金融機関に設定し、まとまった資金を借り入れる融資制度です。

  • メリット:
    • 自宅の所有権は自分のまま維持できる。
    • 無担保のカードローンやフリーローンに比べ、圧倒的に低金利・高額・長期返済が可能(数百万〜数千万円規模の調達が可能)。
    • 資金の使い道が自由(事業資金、教育費、医療費、他社ローンの一本化など)な商品が多い。
  • デメリット:
    • 毎月の元金+利息の返済が発生する。
    • 返済が滞ると、最悪の場合担保に入れた自宅が競売にかけられるリスクがある。
    • 審査や登記(抵当権設定)の手間・諸費用がかかる。

4. 【方法③】シニア世代なら「リバースモーゲージ」

50代〜60代以上のシニア世代で、「老後資金や生活費として現金が必要」という場合におすすめなのがリバースモーゲージです。

仕組み

自宅を担保にして銀行などの金融機関から融資を受け、毎月は「利息のみ」を支払い、契約者が亡くなった後に自宅(土地・建物)を売却して元金を一括清算する仕組みです。

  • メリット:
    • 毎月の返済が「利息のみ」のため、月々の負担が非常に軽い。
    • 生きている間は自宅にそのまま住み続けられる。
  • デメリット:
    • 対象が主に戸建てに限られる(マンションは審査が厳しい)。
    • 金利変動リスクや株価・地価下落リスクがある。
    • 子どもなどの推定相続人全員の同意が必要になる。

5. 【方法④】家の一部・空間を貸して稼ぐ(スペースシェア・資産活用)

「融資を受けるほどではないが、毎月の生活費の足しになる定期的現金が欲しい」という場合は、自宅の使っていないスペースを収益化する方法があります。

具体的なアイデア

  • 駐車場シェア(akippa、特Pなど): 自宅のあいている駐車場や庭のスペースを、コインパーキング感覚で1日単位・時間単位で貸し出し、手数料を差し引いた賃料収入を得る。
  • 物置・納戸シェア(モノオクなど): 使っていない空き部屋や倉庫を「近所の人の荷物置き場」として貸し出す。
  • 空き部屋の賃貸・ルームシェア: 子どもが独立して余っている部屋をリフォームし、下宿や定期借家として貸し出す。

費用をかけずに即日〜数週間で始められ、家を手放すことなく毎月コツコツ現金を作ることができます。

6. 各手法のメリット・デメリット徹底比較

手法所有権引越し毎月の負担現金化の規模おすすめな人
リースバックなくなる不要家賃の支払い大(売却一括金)引越しは拒否したいがまとまった一括金が今すぐ欲しい人
不動産担保ローン残る不要ローン返済中〜大(融資一括金)所有権を守りつつ高額融資を受け、計画的に返済できる人
リバースモーゲージ残る不要利息のみ(軽い)中〜大(一括/年金型)60代以上で毎月の生活費や医療費を低負担で補填したい人
空間シェア活用残る不要なし(収入になる)小(数千〜数万円/月)借金はしたくないが毎月のお小遣い・生活費を増やしたい人

7. まとめ

「家を売りたくない」からといって、現金を作ることを諦める必要はありません。

  • 一括でまとまった大きな現金が欲しいなら: リースバック または 不動産担保ローン
  • 老後の生活費や医療費の補填なら: リバースモーゲージ
  • 借金をせず毎月の固定収入を増やしたいなら: 駐車場の貸し出しなどの空間シェア

まずは「いくら・いつまでに必要なのか」を整理し、ご自身の希望(所有権を残すのか、引越しを避けるのか)に合った最適な手法を選んでみてくださいね!

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この記事を書いた人

JAY|リースバック・不動産売却の専門家。
不動産売買会社で3年間マーケティング職として勤務し、土地活用・土地売買・事業用不動産など幅広い案件を担当。

当サイトでは、不動産業界での実務経験を活かし、リースバックをはじめとした不動産に関する情報をわかりやすくお届けします。

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